卒業生の活躍

先輩からのメッセージ

後輩のみなさんへ─
夢を叶えた先輩が今、伝えたいこと

国家資格に合格し、歯科医療の現場に進んでいった多くの先輩が学生時代のこと、歯科衛生士となってあらためて感じる想いを寄せています。

歯科衛生学科 卒業生


常に向上心を持って

平成30年3月
専攻科在宅歯科医療学専攻修了
新潟病院歯科衛生科
訪問歯科口腔ケア科 配属

同居していた祖父母が、年齢を重ねるにつれて日に日に食事は「食べたい物を食べる」のではなく「食べられる物を食べる」ものになっていました。祖父母と生活を共にし、自分の歯の大切さを感じました。私を含む多くの人にとって食事は生きがいや楽しみの1つであると思います。将来を考え始めた際、多くの人のお口の健康を守るお手伝いができる歯科衛生士という職業に興味を持ち、日本歯科大学新潟短期大学に入学しました。

現在は日本歯科大学新潟病院で訪問歯科口腔ケア科に所属し、老人ホームや障害者施設、患者さんのお宅へ訪問し、診療のアシストはもちろん、歯科衛生士として専門的にお口の清掃(専門的口腔ケア)を行っています。また、お口の機能訓練や、ご飯や飲み物を飲む際に必要な飲み込みの機能訓練のお手伝いもしています。

この仕事でのやりがいは、患者さんの笑顔や「ありがとう」という感謝の気持ちをいただいた時や、先輩の歯科衛生士の方々・歯科医師の先生からの励ましや温かいお言葉をかけていただいた時にとても嬉しく、モチベーションにつながります。

仕事をするうえで気を付けていることは、訪問診療で携わる患者さんはお口のトラブルだけでなく全身的な疾患や障害を抱えていらっしゃる方が多いので、患者さん一人ひとりの能力や生活背景を考え、適した指導や提案を行うようにしています。また、訪問診療では患者さんに加え、多くの他の職種の方と関わる機会が多く、歯科医師・歯科衛生士だけでは解決できないこともあるため、他職種との情報の共有や連携を大切にしています。

学生時代の一番の思い出は、病院実習です。最初は緊張と不安で思うようにできない自分に落ち込む時もありました。ですが、分かることやできることが増えてくると、もっと頑張ろうと前向きに考えられるようになり、1年を通してさまざまなことを学び、経験することができました。1年間、苦楽を共にする実習班の仲間はかけがえのない友人になります。卒業後の今でもみんなでご飯を食べに出かけたり、相談事があるとつい連絡をしてしまいます。

歯科衛生士としても訪問歯科診療に携わる医療者としても、まだまだ経験や知識が不足しているなと感じることもあるので、今の自分に満足するのではなく、向上心を常に持ち、学び実践する気持ちを忘れず、より多くの患者さんのお手伝いができるような歯科衛生士になりたいと思います。そして、将来は認定歯科衛生士の資格の取得を目指すことや、歯科の分野だけではなく、介護や福祉の分野へも目を向け、歯科衛生士としての可能性を広げられればと思います。


歯科衛生士の知識や技術を
介護福祉の場で活かす

第17回生・平成13年3月卒業
新潟県 老人ホーム勤務

私は結婚後に介護の仕事に興味を持ち、介護福祉士の資格を取得し現在は有料老人ホームで介護福祉士として勤務しています。

高齢者の一番の楽しみは「食事」です。認知症の方で麻痺があり身体が思うようにならなくても、食事の時間は笑顔になり、普段口数の少ない方がお話したりなど、多くの身体的精神的変化があるのが食事の時間なのではと感じます。歯科衛生士の知識と技術を持っている私は、他の職員より食事や口腔に関する分野では自信を持ち、介助にあたることができます。

介護では他業種の協力、連携が必要です。その中でも歯科分野は重要視され、歯科衛生士の活躍の場は医院勤務に限らず、自宅や施設に拡大してきています。歯科衛生士として、これからも介護の仕事に携わって行きたいと思います。


患者さんに
「優しく、丁寧」を心がけて

第25回生・平成22年3月卒業
新潟市 歯科医院勤

私は、2人の子どもを持つ母親の歯科衛生士です。国家資格を持つ職種なので、下の子を出産後に資格を活かしてまた歯科衛生士として復帰しました。子どもの患者さんが来たら自分の子育ての経験を活かして優 しく楽しく接するようにしています。また、母親の皆さんには子どもの 歯磨きの仕方を中心にアドバイスするように心がけています。患者さんに優しく丁寧な対応と説明をして納得してもらってから処置をするようにしています。

歯科衛生士という職種は利点が多くあります。歯科医院は、日曜日や祝日が休みであることが多いし、国家資格があるので一生を通して続けられる仕事です。女性はライフスタイルが変化する事が多いので、長く続ける事ができるこの仕事を選択して本当に良かったと思っています。母親としても歯科衛生士としても充実した毎日を過ごしています。


日々学生らと共に
奮闘しています

第17回生・平成13年3月卒業
長野県 歯科衛生士養成学校勤務

私が歯科衛生士の国家試験に合格してから早いもので、16年の年月が経ちました。

卒業後は歯科医院に就職し臨床経験を積み、なかなか思い通りにいかず悩んだ時期もありました。そして今、子育てしながら私が選んだ道は、 歯科衛生士の教育に携わるということです。

歯科衛生士を目指す後輩たちが希望を抱き、成長していく姿は日々、新鮮です。そして、自分自身も共に学ぶことができる環境は、私にとってかけがえない宝物です。

昨今、歯科衛生士の需要は年々高まっています。口腔管理から全身管理へと重要な役割を果たしている分野で、ぜひたくさんの方に活躍の場を広げて欲しいです。


患者さんの健康を
一緒に支えていきたい

第31回生・平成28年3月卒業
新潟市 歯科医院勤務

歯科衛生士になり、新しいことの発見や学ぶことなど新鮮な毎日を過ごしています。

小さなお子さんから話しかけてきてくれたり、患者さんから信頼されたりすると、「もっと勉強して患者さんの役に立ちたい」という気持ち になります。笑顔で話しかければ、相手も心を開いてくれると信じて診療に取り組んでいます。

歯科衛生士は歯科の知識ももちろん大事ですが、「人と向き合うこと」、「コミュニケーション」がいちばん大切だと思います。私はこれからもコミュニケーションを大切にして、患者さんと一緒に口腔・全身の健康づくりを頑張っていきたいです。


「ありがとう」の
言葉を大切に

第31回生・平成28年3月卒業
新潟市 歯科医院

私は、インプラントを専門にしている歯科医院に就職しました。
実習で1度しかやらなかった事を先生に「できる?」と聞かれ、「できない」と答えている事が悔しくて、帰宅してから教科書を広げて勉強しました。

また、自分のスキルを上げるために休みの日も積極的にセミナーに参加しています。それによってできなかった事ができるようになる喜びは何よりも嬉しい限りですし、患者さんからも安心してもらえると思います。患者さんに「ありがとう」と感謝をされた時や、先生に褒められた時にやりがいを感じます。

今年で2年目になりますが、もう甘えてはいられないので、苦手意識があり避けてきた事にどんどん向き合って日々学んで行きたいと思います。


専攻科 卒業生


患者さんを第一に考える立場として

平成31年3月
専攻科 歯科衛生学専攻修了

私は、他大学での歯科衛生士免許取得のカリキュラムを終えたあと、「学士を取得したい」「よりさまざまな視点から歯科衛生士という仕事について考えたい」と思い、本学専攻科に進学しました。

専攻科では論文作成、下学年への教育実習、開業医実習などを行いました。今までに経験したことのない実習や自分自身が興味のあることを研究し論文を作成していく中で、今後目標とする歯科衛生士像について考え、口腔保健に関するさまざまな知識や考え方を深めることができたと思います。

また、多くの先生方や友人に支えられ、充実した一年を過ごすことができました。今後は、歯科衛生士として患者さんの気持ちに寄り添い、お口の健康づくりの力になれるよう日々学び、頑張っていきたいと思います。


患者さんの
“生きる”を考える
歯科衛生士へ

平成31年3月
専攻科 在宅歯科医療学専攻修了

私は進路を決める頃、誤嚥性肺炎で祖父が亡くなり、口腔ケアの重要性を痛感し、歯科衛生士を目指すことにしました。3年間の短大講義・実習、病院での臨床実習を通し、「口腔ケアをより専門的に学ぼう」と在宅歯科医療学専攻に進学しました。

専門分野を学び、「患者さんの“生きる”をどのようにサポートするか」を考えるようになりました。歯科は単に口を診るだけでなく、ヒトが“生きる”上で必要な食べる機能や生活環境などもみていくことが大切であると学びました。また、他職種との連携の重要性についても学び、歯科衛生士の可能性を広げることができました。今後もお世話になった方々へ感謝の気持ちを忘れず、学んだことを最大限に活かしたいです。

歯科衛生士として患者さんの“生きる”に携わる医療を提供できるよう、日々精進していきたいです。


可能性を広げたくて

平成28年3月
専攻科 がん関連口腔ケア学専攻修了

私は本科を卒業後、歯科医院で働いていました。多くの患者様と接している中で、がんという病気について考えさせられることがありました。がん治療を行っている方に対して歯科衛生士として何かできることはないのかと考え、知識や技術を身につけるため、本学の専攻科への進学を決意しました。

1年間の臨床実習では本当に多くのことを経験させていただきました。口腔ケアを行うには技術だけではなく、治療や薬について理解し、全身状態を把握することが重要だと知りました。必要な知識が多く苦労することもありましたが、歯科衛生士としての可能性を広げることができたと思います。

今後はより知識を深め、口腔ケアの重要性を伝える立場としても頑張っていきたいと思います。